山からの眺望

八紘嶺 2015/5/21


八紘嶺に登りました(2015/5/21)。梅ヶ島温泉から新安倍峠まで車で入って、登りました。
まずは、富士見台からの眺望です(復路での眺望)。

(左の写真をクリックしてね。拡大します。)

高所恐怖症的には、断崖の上からの眺望なんで、撮影時は、全く山座同定できませんでした。
 大菩薩嶺や雁ヶ腹摺山とかが遠くに見えていたんですね。
もっと登ったところからの眺望です(ちなみに復路での眺望)。

 登山道を少しズレるのですが、妻が富士山のよく見える場所を発見しました。
この辺です。
毛無山方向が見える場所もあります。家で、解析したら、なんと、黒岳(御坂)、王岳なんかが見えていたみたいです。

八紘嶺の尾根から、天子山系越しに御坂山塊の山座同定しているのは、このHPだけですよ、きっと。
山頂、ちょっと手前で、一気に安倍東山稜方向が開ける場所があります。
 竜爪山から十枚山まで、見事に並んでいる大パノラマです。


(左の写真をクリックしてね。拡大します。)
同じ場所から、山伏方向です。

(左の写真をクリックしてね。拡大します。)
八紘嶺山頂です。こんな感じで眺望はありません。
いちかわの女将さん曰く、昔、子供の頃登った時には眺望があったそうですが。
どっちを見てもこんな風です。

以下、簡単な旅日記です。
6時23分新安倍峠スタート。
いきなりの急登ですが、朝は寒いくらいで、問題ありません。
霧の中、シロヤシオに助けられて登ります。

天気予報では「晴れ」と言っていたのに、今回も、駄目なんでしょか。

 前回は、台風直後で林道閉鎖、梅ヶ島温泉からの登りだったので、富士見台でUターンしましたが、今回は、新安倍峠からなんで、何が何でも、八紘嶺山頂まで行く覚悟です。
サラサドウダンにちょっと似た花です。
7時10分に梅ヶ島温泉からの合流点に到着。20分ぐらいで、着くかと思ったのに、47分もかかってしまいました。

新緑の登山道がまだまだ続きます。
ようやく富士見台に到着。
が、昨年同様、富士見台は真っ白。

しかも、ここで追い抜かれたおじさんに「この先、狭くて、崩れて、切り立っている場所があるから危ないよ」と脅かされました。

そういえば、いちかわの女将さんが「春にはガイド付きで登ったグループがあった」と、言ってました、、、


(〒_〒)ウウウ


深い霧が一段と心細さを増します。

「カカボラジ」同様、人が入っていけない山なのでしょうか、、、


シロヤシオだけが救いです。

でも、登っているうちになんとなく晴れてきました。
後ろは霧っぽいですが、八紘嶺方向は晴れているような気配です。
 「この調子なら、、」と希望が出てきました。
w(゚o゚)w オオー!


とうとう、富士山が見えました。
さらに進むと、

w(゚o゚)w オオー!


正直言って、この写真を撮影する為に登ってきたようなものです。

 まだ先は遠いと思って、ここで、休憩して、パンを食べました。
 静岡県の山の本に「コブを幾つも越える」的な記述があったし、途中、いろいろと脅されてきたので、難所の前の休憩と思っていたら、、、

下から登ってきたオジさんが、「大声聞こえるから頂上からの声だと思ったよ」と、、、

ということは「頂上が近い、ということですか?」と尋ねると、「もうすぐそこだよ」とありがたいお言葉!

「この先、崩れて狭い場所はありますかね?」

「八紘嶺までは、大丈夫だね。でも、崩れている場所があるかどうか、下見に来たんだ。今度、八紘嶺を越えてもっと先まで行く計画があるから」とのこと。

実際、この辺りで、どこか、崩れているのかもしれませんね。
9時53分到着。3時間30分でした。コースタイムの倍はかかりませんでした。

戻ります。それにしても、山深い山です。でも、途中で5名の方とすれ違いました。
富士見台に戻ってきました。今度は、富士山が見えました。
1時7分に戻ってきました。6時間44分です。実力通り、想定内の時間ですね。
駿河湾沼津サービスエリアでお昼です。
 妻は桜海老かき揚げのお茶漬け。とても美味しそうです(次回はこれにするかな)。
私はアジフライ。沼津といえば、アジフライですから。
翌日、22日の結婚記念日は、体が動かず、帰去来亭の仕出しでまったり。
 ここのお料理もなかなか良いのです。


























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