大室山に登りました(2014/5/26)。「眺望は無い」と知ってはいたのですが、丹沢の近くに住んでいて「大室山に登っていない」っていうんじゃ話にならない、、、、でも、犬越路経由の最短ルートでコースタイムが3時間(用木沢出合まで車で行ったとして)、、、、きっと、我々の脚力なら5時間はかかる、、、山小屋も無い、、、と、長い間、躊躇していました。が、とうとう、決心。体力消耗の少なそうな涼し目の日を選び、丹沢、中川温泉に前泊、万一に備えて大量の食料を買い込み、周到な準備で、いざ出発! |
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用木沢出合から4時間30分。見事、登頂成功!ベテランなら軽々と登るのでしょうが、我々の脚力では、これが限界。
それにしても、全然、眺望が無いですね。 |
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でも、途中、犬越路からの眺望は、なかなかのものです。西丹沢の権現山がダブルで重なってみえます。
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犬越路と大室山の間の稜線からの眺望です。所々、木の隙間を通して、12日前に登った御正体山が見えます。でも、富士山は雲の中でした。 |
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犬越路と大室山の間の稜線からの眺望、その2です。この角度から見ると、畦ヶ丸山も、尖ってますね。 |
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犬越路と大室山の間の稜線からの眺望、その3です。大野山、遠見山方向です。
(左の写真をクリックしてね。拡大します。)
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以下、簡単な旅日記です。 |
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前泊した5/25からの記録になってます。
大室山登山の前日、足慣らしということで、ユーシン渓谷を「将来、ここから、丹沢山系に挑戦する日がくるかも」と、夢を抱きつつ、ハイキングしました。 |
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例の真っ暗な新青崩隧道です。(ほんとに真っ暗でした) |
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この先が真っ暗、、、、。懐中電灯必須ですな。 |
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これまた、別なトンネル |
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玄倉ダム。綺麗な水なんで、底が見えてます。 |
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ダムの先には、素堀りのトンネル |
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滝もあり。 |
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新緑の美しい渓谷ですね。そろそろ、疲れたので、休憩兼、昼ご飯(9時)。
が、この食事が原因で体が重くなって、帰り道は、悪戦苦闘。ちなみに、帰途、山名をチェック中のお二人からユーシン渓谷そばの情報を入手しました。大石山は、なかなか、よさそうです。 |
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ユーシン渓谷の次の観光スポットは千代の沢展望台。10分程度の登りで楽勝,,, |
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パノラマ大展望を満喫中。富士山も、なんとか、見えました。
千代の沢展望台のパノラマも見てね。
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千代の沢展望台の降り道。が、この頃には、足がヨロヨロ、、、、
この前にレストハウスで、お昼ご飯(小生ワカサギフライ定食、妻ピラフ)を食べたのが、足にこたえているみたい、、、
こんなんで、明日、大室山に登れるのか大いに不安です、、、 |
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西丹沢で有名な「ぶなの湯」も下見しました。 |
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箒杉にも立ち寄ってみました。既に足がフラフラなんですが、観光スポットとなると急に元気を取り戻す妻、、、 |
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日本百名木に選定されているだけのことはあって、流石、立派です。 |
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大室山に登るために前泊した中川温泉、魚山亭やまぶきの前からの眺望。
目の前には、世附権現山がそびえてます。
昨年と同様、ポンパレで格安に宿泊させていただきました。
豪華な夕食と温泉で夜もグッスリで、明日に備えます。 |
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用木沢出合です。朝5時15分で一番スタートでした。 |
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これが最初の立派な鉄橋。新緑がいいですね。 |
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沢を何度も、渡ります。 |
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こんなガレ場も。変化に富んだ山で楽しいですね。 |
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ようやく犬越路。が、この辺から風が強くなり、雨っぽい雲の中に突入。「こりゃ、退却か」と思ったところで、登山者カップルに軽々と追い抜かれ、「我々も、まだ頑張れるはずだ」的気力を復活。
しかも、朝から食事を減らしたのが幸いしたのか、体も軽く、頑張れました。
(正直、昨日のユーシン渓谷散策、千代の沢展望台、箒杉展望台の方がきつかった,,,,いままでの登山といえば、甘いオヤツを食べ食べ,,,,でしたが、あれが、脚力低下の主要因かも、、) |
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シロヤシオとトウゴクミツバツツジが救いで、疲れを忘れさせてくれました。 |
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小さな鎖場もあります。が、この後の休憩で、カメラを落としてしまいしました。(ズボンのポケットが浅くて、座ると、中のものを落とし易いんだ、これが、、、)
まぁ、既に傷だらけのカメラで、眺望も無いし、、とはいうもののちょっぴり、意気消沈。
「またも、忘れられない登山になった」と負け惜しみ(涙)。 |
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ですので、山頂での写真は、スマホで撮影。360度眺望無し! 霧にも包まれていたので、数分で撤退。 |
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が、なんと、帰り路で、カメラを発見。壊れていませんでした。ラッキー!
ということで、デジカメで撮影再開。枝の間から見えるのは遠見山、さらに遠くに霞んでいるのは、大野山です。ツツジも綺麗で、いいですね。 |
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雲で頂上が隠されているのが、昨年の今頃、登った檜洞丸。今年の大室山よりたいへんでした。 |
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これは、畦ヶ丸。まだ、登ったことがありません。来年は挑戦しようかな。 |
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これは、たぶん、蛭ヶ岳です。雲が怪しげで、今にも、大雨になりそう、、、急ぎ足で逃げ帰りました。 |
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帰りは犬越路避難小屋を利用させていただきました。風と霧雨で、ちょっと冷えた体をここで回復。(とても綺麗な避難小屋ですね)。
山頂付近でお会いした4人グループの方々も、休憩されており、我々の到着と入れ違いに、用木沢出合に向かって出発されてました。
ともあれ、この後、無事に下山。長い間、憧れだった大室山登頂に成功して大満足でした。 |
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